昔の質屋は、生活に困った人がいく暗いイメージがありました。
しかし、時代が変わり人々の生活が豊かになると、質屋は若い女性も利用できる明るいイメージを持つようになってきました。
質屋を利用する人の例として挙げられるのが、急な出費が必要になってしまった場合です。
結婚式やお葬式、医療費、公共料金、交際費、買い物代などで予想外のお金が必要になったとき、知り合いに頼んで用立ててもらうのはばつが悪いので、自分でお金を用意するために質屋を利用するのです。
そして、ここ数年で台頭してきたのが、かつては質屋で見ることはまれだった若い女性たちです。
彼女たちが質屋に来る目的は、有名な超人気ブランド品を売買することにあります。
あるときは欲しい有名ブランド品を買い漁り、またあるときは流行遅れとなった有名ブランド品を売り飛ばす。
彼女たちの人気ブランド品にかける情熱の炎は誰にも消せはしないのです。
海外ブランドが国内市場を席巻していることを若い女性たち抜きには語れませんし、また質屋が扱うブランド品の相場にも大きな影響を及ぼすので、質屋も他人事ではありません。
まだ当分の間、若い女性のブランド志向は続きそうなので、質屋は彼女たちが利用しやすい店作りというものをもう少し考慮するといいでしょう。
このように、時代の変遷と共に質屋を利用する人もまた変わっていくのです。